かくかく しかじか帳

藻の、思う・感じる・考えること

自分の時間を生きる

 普段はうわさ話なんて気にしない。だけど、最近はみずからうわさ話を調べてみたり、自分に関係のない有名人の記事を開いてしまう。身近な人の行動が気になって不満を持ったりもする。それは「自分の時間を生きていない兆候」だ。

 

 自分をないがしろにすることは、現実から目を背ける方法として手軽だ。他人の行動や、そこで飛び交う憶測にあーだこーだ言っていると、自分という存在が安全圏にいると錯覚する。ただ、いざ自分にスポットライトが当たった時、チンケ存在だとばれる。他人の時間を生きていると、自分自身の魅力が削れていくからだ。

 

 人のうわさ話や、周囲の人や環境に不満を持ち始めたら、他人に時間を明け渡し始めるサインだ。そのことに気付いたら、自分の意志に耳を傾けたり、今自分になにができるをかを考える。自分の時間を生きる方向へシフトしよう。