かくかく しかじか帳

藻の、思う・感じる・考えること

お暇、再び

 専ら朝風呂派である。

 

 起床後、まずお風呂場の湯沸かしボタンを押す。次に、電気ケトルに浄水器から水を移して沸かす。ケトル内の水が沸いたら、マグカップに注いで水で割る(白湯もどきの完成)。それを浴槽に湯がたまる間、ちびちびと体の中に流し込む。

 

 浴槽に湯がたまったら、空いたマグカップに食塩無添加のトマトジュースを注ぎ、浴槽の縁に置く。湯船にはエプソムソルトをスプーン一杯入れて、半身浴を十〜二十分ほど。YouTubeで動画を見たりして、頭皮から汗が流れるまでじっくり耐える。

 

 発汗した体を洗って浴室を出たら、化粧水で肌を潤しつつコーヒーをドリップし、無調整豆乳で割ったカフェオレを作って、目覚ましに追い打ちをかける。朝はとにかく水分だ。

 

 朝食は、納豆卵かけご飯。玄米かもち麦ご飯に、納豆はひきわりに限る。それに飽きたら全粒粉食パンをトーストして、ギーといちごジャムを塗るのが好み。朝食を食べつつSNSを見つつダラダラ身支度をして、出勤時間ギリギリになって慌てて家を出る。これが私のモーニングルーティーン。

 

 最近の変更点は二つ。一つは抹茶を飲むこと。コーヒーの代わりに抹茶を豆乳で割る。コーヒーと比べて抹茶の方が、カフェインの効果が緩やかで長続きするらしい。

 二つ目は出勤が無くなったこと。人生二度目の無職である。

 

 ある日は成田山新勝寺へ、ある日は鶴岡八幡宮や鎌倉五山へ。都内では東京十社を中心に巡っている。大抵の場合朝から家を出て、日が暮れる前に帰宅する。通勤ラッシュにぶつかるのはなるべく避けたい。

 

 家に居るときは書き物をすることが増えた。やはり私にとって書くことは、本能的に求めてしまう行為なのかもしれない。

 

 無職は時間持ちだ。他の人よりも多く持った時間は、お金と違っては貯めてはおけない。いつ働き出すかはまだ決まっていないけれど、しばらく気の向くまま赴くままにゆるりと過ごしていきたい。